
バリュードメイン
独自ドメインを取得する前に、DNSについて軽く説明しよう。インターネットに接続されているサーバーにはそれぞれ固有のIPアドレスが振られているが、IPアドレスは8桁の16進数なので覚えにくい。なのでIPアドレスに対応するようにドメインを割り当て、サーバーに容易にアクセスできるようにしているわけだが、このIPアドレスとドメインの変換をしているのがDNS(ドメインネームサービス)だ。
www.google.jp を例にとって説明しよう。ドメイン(正確にはFQDN)はドットで区切られており、一番右側のJPをトップレベルドメインという。JPドメインは日本のJPRSという団体が管理しており、JPの左側につづく部分を自由に発行する権利を有している。googleはこのJPRSに申請し、利用料を払うことで、google.jpを使用でき、google.jpの左側につづく部分を自由に発行する権利を有する。つまりこのドメインのwwwの部分はgoogle.jpが勝手に増やしたということだ。これをサブドメインという。
これらの階層構造を管理しているアドレス帳のようなものがDNSで、JPRSのDNSに登録してもらわなければJPで終わるドメインを所有することはできない。この手続きを代行してくれるのがレジストラという業者で、日本で一番大きなレジストラはGMOインターネットという会社で、そこが運営しているのがお名前.comというサービスだ。そして自分の独自ドメインを所有するためにはDNSが必要になる。
私が今回取得した独自ドメインは UPLOADEDCAT.COM だが、これは VALUE-DOMAIN というレジストラで取得した。お名前ドットコムは大企業のためか、料金が高く、最近はトラブルも多い。VALUE-DOMAINはサービスがシンプルで安い。しかし手厚いサポートは無いのである程度ドメインやDNSというものが理解できていないと使いにくいかもしれない。
COMドメインを取得した理由は、個人情報が問われないからと、将来的には海外向けサービスも提供したいからという理由だ。まあ、なんとなく格好いいからであって、JPでいけない理由はない。最近ではCCなどいろいろなトップレベルドメインが取得できるが、慣れない人がみたときに分かりにくいのであまりお勧めしない。
VALUE-DOMAIN では、ドメインを取得すると同時にDNSを無料で利用することができる。ドメインやDNSはレンタルサーバ会社でも取得・管理することができ、レンタルサーバ会社にサーバとセットで頼んでしまうほうが管理は容易だが、私はあえてそうはしない。理由はレンタルサーバーは移転したくなることがあるが、ドメインとセットだとこれがかなりやりにくい。また、複数の会社のレンタルサーバをサブドメインで使い分けたり、メールサーバはGmailを使用したりとひとつのドメインを複数のサーバに分けて使うためだ。