
Dropbox
バックアップを考慮するためにサーバに共有ディスクを持つようになってさらにこの問題が複雑化した。最近ではインターネットのストレージサービスも増えてきたが、この手作業による同期の煩雑さはちっとも変わっていない。面倒で使わなくなってしまうのだ。
しかし、この3年間はこの Dropbox が解決してくれている。この無料のストレージサービスは、専用のソフトウェアをインストールすることで、各PCのMy Dropboxフォルダを自動で同期してくれる。Windows、Mac、Linux、iPhone 用のクライアントが用意されており、万一の場合にはブラウザから利用することもできる。
この手のサービスを選ぶ際、大切なポイントは
- 無料もしくは使い続けて気にならない価格であること。
- 自動で常に同期されること。
- いざというときにすぐ使えること。ネット接続が無いときでも。
- パフォーマンスがストレスにならないこと。
Dropbox の良いところは
- 2GBまで無料、50GBまで月$9.99、100GBまで月$19.99
- 1MB程度のファイルであれば、他のPCまで1分かからずに同期される。
- ネット接続がなくても、ローカルディスクにファイルは全てあるので作業に困らない。
Dropbox にも問題はある
- セキュリティの不安
- 10GBを超えるようになると、Dropboxの立ち上げ時に同期チェックに時間がかかる。
- 数十MBのファイルはなかなか同期されない。
当初、これを使ってマイドキュメント全てを同期しようと考えていたが、私の場合は動画や画像など大容量なファイルが多く、さすがに非現実的のようだ。
セキュリティについては、クラウドサービスの場合、常についてまわる議論だろう。本当に預けて大丈夫なのか、漏洩などはないのか。その答えはこうだ。コンピュータの世界に常に絶対はない。利用する側が配慮して使うしかないのだ。万一があって困るものは他社には預けないしかない。
クラウドのセキュリティに対して、私はこう考えるようにしている。
- 私のパソコンが壊れたとき、どうなるのか。クラウドのサービスが終了したときどうなるのか。
- 私のサーバのセキュリティと、クラウドのサーバのセキュリティはどちらが堅牢なのか。
- 私のサーバの稼働率と、クラウドのサーバの稼働率はどちらが安定しているか。
もちろんこれらはクラウドサービス全てに対してひとつの方針がでるものではない。クラウドを運営している企業ごとに検討しなければならない。相手が世界的に有名であり、セキュリティ問題を起こしていないのであれば、信用してよいだろう。逆に、初めて聞くサービスであれば疑ってかからなければならない。特に価格が安すぎる場合は。
話をもどそう。Dropbox は 2GB までは無料であり、通常の事務処理用途であればこれで十分だろう。重要なファイルや個人情報などを預けなければ、セキュリティもさほど問題はないはずだ。第一そんなファイルを常に持ち歩いてはいけない。ノートパソコンは落としたり、盗まれたりするのだから。



















