
独自ドメイン
かつて、メールアドレスはプロパイダに貰うものだった。その後無料でメールアドレスが取れるサービスが流行ったが、無料アドレスは信用されない、セキュリティが危ういなどで、小さな企業も独自ドメインを取得するようにはなった。ホームページを持つためと言うよりも、メールアドレスを発行するためだったのだ。初期のレンタルサーバサービスは、ヒットメール、アルファメールなど、レンタルサーバでありながら、サービス名がメールとなっているものが急成長したぐらいだ。
現時点では、ほとんどの人がメールアドレスがなければ自社のドメインすらろくに覚えていないだろう。その上、GoogleがGmailという画期的なフリーメールサービスをはじめたことで、この独自ドメインのメールアドレスさえ必要なのか怪しくなりつつある。Gmailがフリーでありながら、最高水準の機能を有しているためだ。まあ、Gmailの利便性についてはまた別の機会に説明する。
では、独自ドメインを取得する必要がまったくないかというと、我々のようにサイトを本格的に運営しようとした場合は非常に重要になる。独自ドメインによってウェブサイトを運営することで、レンタルサーバ事業者に依存せずにウェブサイトを移転することができるようになる。例えばブログを他のサービスに移転したい場合、ブログサービスを乗り換えると折角の固定的な読者を失ってしまう。
もうひとつの大きな理由は、検索エンジン対策だ。インターネット上で存在感を高めるためには検索エンジンで上位に表示される必要がある。そのためのひとつの要素として独自ドメインを取得し、これにコンテンツを集中させて大きなサイトにし、長期間使い込んでゆくことが必要だ。検索エンジン対策は今後さらに激化してゆく。評価基準も変化してゆくだろう。そういったことに対応しつづけていくためにも、自分がコントロールできる状態にしておく必要もある。
他にも細かい理由として、対外的な信用度向上やSSLの取得、サーバより送信するメールがスパムになることを防ぐためなど多くの理由がある。いずれにせよ、ネットでしっかりとした活動をしてゆくのであれば、長期間固定的に利用できる独自ドメインを取得しておくべきだ。